しわ・たるみの改善にはボトックス治療(ボツリヌス菌毒素)、ヒアルロン酸注入、手術(フェイスリフトなど)を行っています。
ボトックス治療(ボツリヌス菌毒素)
まゆげを挙げれば額にしわができる、目をギュッとつむればカラスの足跡が強調される、口をとがらせれば唇のちかくにしわができ、あごはうめぼし様のしわ。これらは表情筋と呼ばれる筋肉の動きによってできる表情皺です。このようなしわの改善にはボトックスは良い適応となります。
ボツリヌス菌毒素は物理的に神経や筋肉などに不可逆なダメージを与えているわけではありませんので、神経や筋肉は本来の機能は失ってはいないのですが、命令が伝わらないことで結果的に機能していない状態を維持します。
また伝達機構が徐々に回復していくことで、おおむね半年ほどで機能はもとの状態にもどります。
ボトックス治療でより詳しく説明しています。
各費用
額 | |
---|---|
鼻根 | |
眉間 | |
ガミースマイル | |
目尻(両側) | |
口の上 | |
目の下(両側) | |
あご | |
目尻+目の下(両側) | |
ネックバンド |
ヒアルロン酸注入
笑いじわ(ほうれい線)や目の下のしわ(ゴルゴライン)、口元のしわ(マリオネットライン)に注入することで若返りをしていきます。
このようなしわは皮膚のたるみによるものです。起き上がった状態と、寝た状態ではしわのでき方が違います。重力に左右されるたるみなのです。そしてたるんだ膨らみのある部分とその下の膨らみの無い部分(ほうれい線ではボリュームのある頬とそうでない口もと)とで段差ができます。これが深いしわのようにみえるのです。また通常、太陽や蛍光灯などの光は上から射します。これが段差に陰を作り、よりたるみを強調します。
ヒアルロン酸による治療は、この段差をなくすように注入していくことです。しわを下から持ち上げるのではなく、段差をなくすのです。注入量は症状に応じてご提案しますが、入れる量に明確な答えはありませんし、少量でもそれなりの効果を得た、自然な仕上がりが可能です。追加注入はいつでもできます。溶かす薬で、注入したヒアルロン酸をなくすこともできます。
しわではありませんが、唇に注入してはりのある唇を作る、あごや鼻根・鼻筋への注入でシャープな印象をつくる、こめかみや上まぶたのへこみに注入してやつれた印象をなくす、涙袋の形成といった若返りにもヒアルロン酸を使用していきます。
各費用
ヒアルロン酸 (ジュビダームビスタ ボリューマXC)1cc |
|
---|---|
ヒアルロン酸 (ジュビダームビスタ ボラックスXC)1cc |
ヒアルロン酸 (ジュビダームビスタ ボリューマXC)1cc |
|
---|---|
ヒアルロン酸 (ジュビダームビスタ ボラックスXC)1cc |
手術
顔のしわ・たるみの根本的な治療としてフェイスリフトがあります。皮膚のたるみは余った皮膚を適当量とればいいのですが、皮膚だけを引っ張り上げても後戻りがおこり、効果が持続しません。そのためSMASと呼ばれる表情筋膜様の組織も皮膚とは別に引き上げます(SMAS法)。これにより土台からリフトすることで後戻りの少ない結果となります。
目の上、目の下のたるみとりによる若返りも行なっています。目もとでより詳しく説明しています。
各費用
フェイスリフト | |
---|---|
上まぶたたるみとり | |
下まぶたたるみとり |
患者さんのお悩み一覧
(診療対象項目)